「未送信フォルダ – #送れなかった言葉-」で朗読劇挑戦の八木仁愛 印象が変わった言葉は「ありがとう」

朗読劇「未送信フォルダ – #送れなかった言葉-」のゲネプロが2026年7月28日に行われ、出演する女性アイドルグループ「僕が見たかった青空」の八木仁愛が、初めて挑む朗読劇への思いや、作品を通じて改めて感じた言葉の大切さについて語った。
「未送信フォルダ – #送れなかった言葉-」に出演している八木仁愛
今回が初の朗読劇となる八木は、本番を前にした心境について、「今は緊張と不安と、ちゃんとできるかなというのが一番の気持ちです」と率直に明かした。
稽古では、共演者たちの声に刺激を受けたという。
「お稽古の時から、ほかのキャストさんのとても素敵な声を聞いて、耳が幸せだなと思っていました。
自分もそう思わせられるような存在にならなきゃいけないと思って、やっぱり緊張しているんですけど、精いっぱい頑張れたらなと思います」
初挑戦への不安を抱えながらも、共演者から多くのことを吸収し、自身も観客の心に届く表現をしたいという思いを口にした。
また、稽古を通じて印象が変わった言葉を聞かれると、八木は「ありがとう」を挙げた。
「たった5文字なんですけど、この言葉の力について、この作品からより感じています」
八木は、人から何かをしてもらった時や助けてもらった時に、「ありがとう」よりも先に「ごめんなさい」と言ってしまうことが多いという。
しかし、作品と向き合う中で、言葉を受け取る相手の気持ちについても考えるようになった。
「相手側からしたら、またちょっと違うのかなというのを改めて考える機会にもなりました。
これからいろいろな人と関わって、いろいろな場面で助けていただくことや、自分が助ける側になることも将来出てくると思うんですけど、たくさん『ありがとう』を伝えたいなと思っています」
さらに、所属するアイドルグループ「僕が見たかった青空」のメンバーからも、励ましのメッセージが届いていることを明かした。
「メンバーから『頑張ってね』ってLINEが来ているんですけど、返信できていなくて。
それが心残りなので、今すぐ『ありがとう』と言って、スタンプを送りたいなと思っています」
作品の題名にもある「未送信」という状況を、自身の出来事と重ねながら語った八木。
観客に向けても、作品に込められた思いを届けた。
「送りたくても送れなかった言葉がある人ほど、すごく刺さる作品になっていると思います。
ぜひ劇場で、私たちの日常と、自分が送れなかった言葉への後悔を照らし合わせたり、重ねたりしながら、一緒に楽しんでいただけたらいいなと思います」
そして最後に、「見に来てくださった皆さんの未送信フォルダも、いつか動いて、届くべき人に届いたらいいなと思います」と呼びかけた。
取材・文:中京太一