西島秀俊「僕は不器用なタイプ」 俳優人生を振り返り明かした「遠回り」

西島秀俊が「SK-II LXP 金継ぎ 新アンバサダー就任発表会」に登場し、SK-II「LXP 金継ぎ」シリーズの新アンバサダーに就任した。

西島秀俊がSK-II「LXP 金継ぎ」シリーズの新アンバサダーに就任

イベントでは綾瀬はるかと久しぶりに再会。スキンケアについて語る一方で、これまでの俳優人生についても言葉を重ねた。

西島は、自身を「不器用なタイプ」だと表現する。

「他の人が一足飛びに行くところを、時間をかけてずっと歩んできた実感があるんですね」

俳優として歩んできた長い時間。その過程は、決して無駄ではなかったと感じている。

「ゆっくり歩いた分、いろんなものを実感して、いろんな景色を見ながら来たことが、今、自分にとって糧になっていると感じることもあります」

この日は「時に逆らうのではなく、時を重ねることで深みを増す」という考え方と、自身の俳優人生について問われる場面もあった。

西島は「そんな哲学というほどのものではないですけど」と前置きしながら、「俳優としてというよりは、人として生きてきて時間を重ねて、いろんな経験をしていく中で、自分の内面や見える景色がどんどん変わっていると感じます」と話した。

年齢や経験を重ねることで、表現したいものにも変化が生まれている。

「その上で表現したいものもどんどん変わっていくし、よりチャレンジしたいものが増えていっています」

現在は海外作品にも出演し、さまざまな場所を行き来する生活を送る。

そんな西島が日々意識しているのが、心と体のコンディションを整えることだという。

移動先によって、乾燥していたり、急に湿度が高くなったりと環境は大きく変わる。

その中で「どうやって自分の体・心をベストな状態に保つか」を意識するようになった。

そして今回、新たに生活へ加わったのがスキンケアだった。

意外にも、これまでは「あまりしてない方だった」という。

「今回アンバサダーに就任して、きちんとスキンケアをするようになりました」

スキンケアブランドの映像出演も今回が初めて。

オファーを受けた際、「LXP 金継ぎ」の考え方や、SK-IIが長い年月をかけて研究を続けながら新しいことにも挑戦している姿勢を聞き、自身の仕事と重なる部分を感じたという。

「僕が俳優という仕事をやっている中で、一つのことを実直に突き詰めながら、それでいて新たなことにチャレンジしていく自分自身の考えと、すごく共鳴するところがありました」

そう話し、「今回こうやって呼んでいただいて、関わることができて、すごく幸せに感じています」と語った。

撮影でも「時間」を意識した。

「時間というものを丁寧に過ごす、時間によって磨かれることを、撮影の時に丁寧に重ねていったので、そこをぜひ見ていただきたいです」

日々スキンケアを続けるようになってからは、肌だけでなく気持ちにも変化があった。

西島はもともと、いい仕事を続け、いい人生を送るためにも「心と体のバランスを整えていくこと」を意識して生活しているという。

「スキンケアが毎日朝晩、丁寧に続けていくことで、自分の状態を整える1個の大きな要素になっていると感じています」

特に気に入っているのはクリーム。

「結構濃厚なんですけど、ベタっとせずにすごくなじむし、香りも深くて、すごくほっとする香りなので」

肌のためだけではなく、

「自分の内面にすごく浸透するような、そういうふうに体感しています」と話した。

イベントには、これまで何度も作品で共演してきた綾瀬はるかも登場した。

大河ドラマできょうだい役を演じたことから、西島は綾瀬を現在も「はる坊」と呼んでいる。

「スキンケアのアンバサダーとして呼ばれると思っていなかったので、今こうやって、はる坊と横にいるのが不思議な感じです」

俳優としてさまざまな経験を重ねながらも、自らを「不器用なタイプ」と語った西島。

遠回りにも見える時間を一つひとつ積み重ねてきたからこそ、今見える景色がある。

新たに始めたスキンケアについても、「毎日ちょっとずつそれを繰り返していくと、きっと時に磨かれて、より人生が豊かに、穏やかな時間が過ごせるのではと思っています」と語っていた。


取材・文:中京太一

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