佐藤駿、新ショート「愛しみのチャルダッシュ」を披露 初挑戦の曲調で「しっかり踊れるように」

フィギュアスケーターの佐藤駿が、「プリンスアイスワールド2026-2027 THE REVUE ON ICE 横浜公演」に出演し、今シーズンのショートプログラム「愛しみのチャルダッシュ」を披露した。
佐藤駿がショートプログラムを披露
プリンスアイスワールドへの出演について、佐藤は「まずはPIWに出演することができて、とても嬉しく思っております」と喜びを口にした。
大人数のキャストスケーターとゲストが作り上げるステージだけでなく、観客と交流する時間も公演の魅力だという。
「PIWならではの面白さや楽しさがあると思いますし、Meet & Greetなどもすごく楽しみました」
今回披露した「愛しみのチャルダッシュ」は、佐藤が今シーズンの競技会で使用するショートプログラム。
シーズン本番を前に、アイスショーの舞台で新たな演目を滑った。
見どころとして挙げたのは、プログラム後半のステップ。
「後半のステップのところがテンポの速い曲になってくる」
演技が進むにつれて音楽のテンポが上がり、スケーティングだけでなく、曲に合わせて踊る表現力も求められる構成となっている。
「今まで使ったことのない曲調の曲にはなるんですけど、しっかりと踊れるように、残り3公演、この雰囲気を楽しんでいければと思っています」
新しい表現を身につけながら、公演ごとにプログラムを磨いていきたいという。
プリンスアイスワールドでは、長くフィギュアスケート界をけん引してきたスケーターたちと同じリンクに立つ。
佐藤は、その貴重な環境から多くのものを吸収している。
「これだけレジェンドの方と滑る機会はなかなかないですし、今日の演技を見ながら、たくさん参考にさせていただいています」
間近で演技を見ることで、技術だけでなく、観客への見せ方や表現にも刺激を受けているようだ。
「愛しみのチャルダッシュ」を選んだ背景には、今シーズンを挑戦の一年にしたいという思いがあった。
「挑戦のシーズンだと思って選曲した、難しい曲となっているんですけど、シーズンにつなげていけたらと思っています」
これまでとは異なる曲調に向き合い、速いテンポの中で踊ることにも挑戦する。横浜公演で得た感覚を、これから始まる競技シーズンへとつなげていく考えだ。
新プログラムとともに披露した衣装については、デザインをすべて任せていると明かした。
「全部お任せをしているので、すごく気に入っています」
特に気に入っている部分を聞かれると、「色合いとか」と答えた佐藤。衣装の雰囲気も生かしながら、「愛しみのチャルダッシュ」の新たな世界観を氷上で表現していく。
取材・文:中京 太一