『ちょっと待とうよ、春虎くん』で粋役の中川翼 演じた役に「『もう好き!』となった」

MBSドラマフィル枠で2026年8月13日から放送が始まる『ちょっと待とうよ、春虎くん』で粋役を務める中川翼が合同取材会に出席し、出演決定時の心境や役作り、共演者とのエピソードを語った。

『ちょっと待とうよ、春虎くん』出演の中川翼 

本作への出演が決まった際について、中川は「とにかく嬉しかった」と笑顔を見せた。

オーディションは一般的な形式とは異なり、本読み形式で行われたという。

実際に撮影するシーンだけでなく、代役のスタッフとの掛け合いを通じて物語を読み進める形式だったそうで、「マスクをしたまま目元と声だけで表現する特殊さもあって緊張していた」と振り返った。

それだけに結果への思いは強く、「ほぼ毎日のようにマネージャーさんに『結果出ましたか?』と聞いていた」と告白。

「決定の連絡をいただいた時は、今までと違う高まり方ですごくうれしかった」と語った。

原作については、「ピュア!本当にピュアな青春ラブストーリー」と表現。

「すれ違いながらも実は相手を思っているという関係性が好き」と話し、高校生ならではのまっすぐな感情に魅力を感じたという。

中でも演じた粋については、「死ぬほどキュンとさせられた」と熱弁。

「読んでいて何回もかわいいと思ったし、『もう好き!』となった」と明かした。

また、そんな粋に向き合う春虎の真っすぐさにも強く惹かれたという。

桜木雅哉演じる春虎との共通点については、「真面目なところ」と分析。

「一つのことを考え始めると他のことが手につかなくなるところが似ている」と話し、「どっちが春虎でどっちが桜木雅哉なんだろうと思うくらい重なる部分が多かった」と笑った。

役作りでは体の使い方や声作りにこだわったという。

監督との話し合いの中で、粋らしさを出すために巻き肩を意識し続けたほか、声のトーンについても撮影中まで試行錯誤を重ねた。

「監督のイメージと自分のイメージをすり合わせる作業が多くて、技術的な部分に苦戦した」と明かした。

初共演となった桜木については、「ドッペルゲンガー」と独特な表現で紹介。

「K-POP好きとか音楽の趣味も似ているし、一つのことに集中すると他が見えなくなるところも似ている」と話し、「同い年ということもあって重なる部分が多かった」と語った。

撮影現場については、「寮生活がメインなので自然と二人でいる時間が長かった」と振り返る。

小学生の時に好んでいた妖怪ウォッチやゲームの話で盛り上がったほか、共演者それぞれと異なる関係性を築けたという。

また、以前共演経験のある優賀と桜木が久しぶりの再会で盛り上がっていたことに触れ、「ちょっと嫉妬してました」と冗談交じりに明かし、会場を笑わせた。

もし実際に桜木とルームメイトになったらという質問には、「僕が全部やっちゃう気がする」と苦笑い。

家族にペペロンチーノを振る舞ったエピソードも披露しながら、「結局じゃんけんで全部決めそう」と息の合った掛け合いを見せた。

最後に作品の見どころについて、「寮生活ならではの距離感や、そこから一気に進展していくラブストーリーを楽しんでほしい」とアピール。

「粋はずっとマスクをしているので、目だけで感情を伝える芝居に力を入れた。目で語る粋をぜひ見ていただけたら」とメッセージを送った。


取材・文:中京太一

この記事をシェア