2026年1月16日に公開される映画「最後のミッション」。
一線から退いた元自衛官が、戦場で大きな傷を負った部下のために組織の命令に背き、最後のミッションに挑むアクション映画だ。
本作の監督を務めた六車俊治監督に、話を聞いた。
「最後のミッション」六車俊治監督インタビュー
CGやトリックを一切使わない本作では、スタントマンとして数々の作品に出演してきた俳優の髙橋昌志が主演。
数年前、髙橋が務める元陸上自衛官の土門は、「エリート部隊」と名高い特殊作戦隊の隊長として戦場に派遣された。
その戦場で起きた悲劇を隠すため、元部下と共に人里離れた場所で2人で静かに暮らすところから物語は始まる。
アクション映画らしく馬から車に飛び移るシーンもあるといい、スタントマンなしで実際に髙橋が行っているという。
六車監督は「俳優の顔がわかる至近距離で走っている馬から車に飛び乗るカットを撮影した映画は知る限り前例がないと思う」と自負する。
この映画を作ることを考えたきっかけの1つには、昨今スタント文化が廃れていく問題があった。
「現場で若いスタントマンと会っても、やっぱりあれだけ何でもやっていたのは髙橋さんで最後だと言う」
1970~80年代の映像業界は「面白ければ何でもあり」だった世界だという。
スタントをする場所も多くあり、アクシデントに備えるケアなどもふんだんに行うことができた。
だが21世紀以降はCGの発達やコンプライアンス重視などがあり、スタントマンに無理をさせないように撮影する傾向があるという。
六車監督はスタントマンの魅力が減るのではないかと危惧する。
「危険なスタントを実際に行う機会が減ってきている。
そうすると若いスタントマンが経験できない、育たないのではないか。
トレーニングも緩くなるというのを感じてきた」
髙橋と六車監督は、スタントマンが主役の「狼 ラストスタントマン」でもタッグを組んだ。
今回、スタントマン以外の役を髙橋に演じてほしいと考えた時に思いついたのが軍人だったという。
「性格的にストイックなところがあるので、軍人はハマるのではないかなと。
アクション映画としてスーパーエリートの軍人、特殊部隊のレジェンドを髙橋昌志が演じるのはワクワクする」
六車監督は今後も、髙橋と見る人を楽しませるようなエンターテイメントを作っていきたいと意気込んでいる。






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