榮倉奈々とYOSHIROTTEN、15年以上の親交が明らかに 音声ガイド起用は直接オファー「彼女しかいない」

女優の榮倉奈々とアーティストのYOSHIROTTENが29日、都内で行われた「ヨシロットン展 彼方との交信/BEYOND EARTH」のイベントに登壇。

15年以上にわたる親交や、榮倉が展覧会の音声コンテンツを担当することになった経緯を明かした。

榮倉奈々とYOSHIROTTENの関係

今回の展覧会では、榮倉が音声コンテンツ「SPACE VOICE(スペースボイス)」のナレーションを担当。

会場で専用のヘッドホンを使用すると、作品とともに榮倉の声を楽しむことができる。

起用の理由についてYOSHIROTTENは、「もともと15年以上かな、友人でずっと昔からですね。僕の展覧会にも来てくれていました」と、長年の付き合いがあることを説明。

「一番最初の東京でやった個展にも一人で来てくれて、そこからずっと見てくれているし、2年前の鹿児島の霧島アートの森での展示にもみんなで来てくれて」と振り返った。

さらに、「自分の15年、20年を見てくれた、すごく近い友人」と榮倉への信頼を語った。

また、今回の展覧会ではJAXAの協力を得て、鹿児島県にある内之浦宇宙空間観測所に関連する展示も行われている。

榮倉がその内之浦の出身であることも、起用につながったという。

YOSHIROTTENは「宇宙の話もよくしているし、宇宙人みたいな人なので」と笑顔を見せ、「音声ガイドを頼むなら彼女しかいないなと思って。僕が直接お願いしました」と明かした。

一方、榮倉も地元と宇宙のつながりについて、幼い頃から特別な思いがあったという。

「内之浦の観測所から打ち上がった衛星が『おおすみ』っていうのは知っていたんだけど、子供ながらに、そこで生まれたことをちょっとだけ誇らしいと思っていたの。なんかすごいことじゃん」と回想。

「でも、なかなかそこのことを知っている人に出会うことがなくて。仕事を始めたときに、鹿児島出身で宇宙の話をして盛り上がった思い出があります」と、YOSHIROTTENとの出会いを振り返った。

また、榮倉はYOSHIROTTENの創作活動にも強い関心を持っているといい、これまでに何度も制作スタジオを訪れたことがあるという。

YOSHIROTTENは「何回も『スタジオに行っていい?』って。相談かなと思ったら『どうやってやってるの?』って」と笑いながら紹介。

榮倉は「自分のアートにどんどん取り込んで、何とも言えないものを可視化していくっていう、アーティストとしての軌跡がすごいなと思って」と、長年見守ってきた友人への思いを語った。

この日は、榮倉が収録した音声コンテンツの一部も紹介された。

収録に立ち会ったというYOSHIROTTENは、「一瞬で『ああ、頼んでよかった』って思いました」と、その声を絶賛した。

榮倉も展示の楽しみ方について、「私も音声ガイドをさせてもらったけど、YOSHIROTTENも作品ごとの説明を録っているんだよね」と紹介。

「作品ごとのバックボーンみたいなのを聞きながら一つ一つ見ると、さらに作品の奥行きのもっと奥にある、自分との対話みたいなのができるような気がして」と語り、「だからもう5時間くらい時間を使って、ここに遊びに来てほしいよね」と呼びかけた。

取材・文:中京太一

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